[TECS]コンポーネントWGのミーティングに参加

昨日(2010/02/23)はTOPPERSプロジェクト コンポーネント仕様WGのミーティングに参加しました。
今回のミーティングは3月11、12日に開催されるNEP(エヌイーピー。名古屋大学組込みシステム人材育成プログラム)の公開講座「TECSを用いたコンポーネントベース開発入門」の準備です。
コンポーネント化した制御プログラムで動くPUPPY2の動作を確認したり、講座のテキストの見直し、修正を行いました。
私はもっぱらテキストのレビュワーをつとめました。

PUPPYは一軸駆動、PUPPY2は2軸独立駆動であり、共通部分と差分という視点での設計を通して、コンポーネント化の利点を実感してもらいたいと思っています。
またTOPPERS/ASPのサービスコールを、直接C言語の関数として呼び出すのではなく、コンポーネントの提供する機能として利用することで、こまごまとしたことを気にせず(そのあたりはコンポーネント内部で面倒を見てくれます)便利に使えることも気が付いてほしいです。

今回は近来になく時間を費やし、いつもなら飲み会が終わって解散するぐらいの時間にやっと退出することになりました。
私も駅の改札の前で、次に来るのが終電だと気がつき、あわててとび乗って安堵することが出来ました。

TECS講座が3月11、12日に名古屋大学で開催されます

名古屋大学の組込みシステム研究センター(NCES)の公開講座として、

 「TECSを用いたコンポーネントベース開発入門 」

が3月11、12日に開催されます。

ちなみにNEP(エヌイーピー)とは名古屋大学組込みシステム人材育成プログラムのことであり、NCESが提供する組込みシステム技術者を育成する教育プログラム群の総称だそうです。

今回は、NEP(エヌイーピー)の3種類の教育プログラム(学生向けの「OJL」,社会人向けの「公開講座」、「共同研究」)のうちの公開講座になります。
また今回の公開講座は受講料金が無料です。

当初予定の定員にすぐに達したため、募集が締め切られていましたが、定員を10名追加し、募集が再開されました。

講義を聞くだけでなく、マイコンボードを用いたプログラミング演習もあります。
これは昨年のESECやET2008のTOPPERSプロジェクトのブースで展示された、二軸二輪独立駆動型倒立制御ユニット(http://www.hokutodenshi.co.jp/7/PUPPY.htm#puppy2)(北斗電子製)とのことです。

リモコンではなく、前後左右に自らが動く(その制御の部分がコンポーネントとして作られている)ものです。
目の前で動かせるのは楽しそうですね。

受講の申し込み受付先 http://www.nces.is.nagoya-u.ac.jp/NEP/appli_4.htm
NEP(ネヌイーピー)のサイト http://www.nces.is.nagoya-u.ac.jp/NEP/
NCESのサイト http://www.nces.is.nagoya-u.ac.jp/
TOPPERSプロジェクトのサイト http://www.toppers.jp/

TECSとは

TECS(TOPPERS Embedded Component System)とはTOPPERSプロジェクトにて開発された、組込み向けコンポーネントシステムです.

5月のESECの時に公開され、6月のTOPPERSカンファレンスのテーマにもなっていました。

TOPPERSプロジェクトのサイトの「TECSとは」というページで、ソースもダウンロードできます。

その他の場所でもCodeZineの連載記事(「【第1回】TOPPERSプロジェクトとTECS」、「【第2回】TECSによるアプリケーション開 」、「【第3回】コンポーネント記述言語TECS CDL」、「【第4回】コンポーネントの実装コード 」)や、「組込みプレス Vol.15」の「OSSの組込みコンポーネントシステム TECSを使ってみよう」などの記事を読むことできます。

公式サイト以外にも、いつのまにか「TECS 開発ブログ」という開発者のブログが始まっています。

などと書いている私も、TOPPERSプロジェクトのコンポーネント仕様WGに参加しており、開発者の一員です.

今後はこのブログで、TECSも含めてRTOSとか、プログラミングについて書いていこうと思っています.